ピアノレッスンの帰りにケーキを買おうとショッピングモールに入りました。
しかしケーキが高い。
どれを買って良いかも迷うほど小さくて高い。
ついでにあれこれ見て回るといつも行くスーパーに輪をかけて高い。
先日、テレビでインフレの問題を取り上げていた。
今回のインフレは原因が原因だけになかなか収まりそうにない。
今の物価高騰の原因は色々あり、
・新形コロナによる経済の停滞からの再活動によるエネルギーなどの需要増
・ロシアのウクライナ侵攻による天然ガス等のエネルギー資源の輸入減など対ロシア貿易の減少
・驚異的な円安
などなど。
一方で、スーパーインフレと言われてるものに学費があるというのだ。
そこで調べてみると、
私が学生だった1975年は
国立 3万6千円(5万円)
私立 18万2千円(9万5千円)
括弧内は入学金。
それが2020年には
国立 53万5千円(28万円2千円)
私立 92万 7千円(24万7千円)
物価高に加えて、学費は長期的に見て増加してきました。
大卒初任給ならせいぜい4〜5倍、一方国立大学授業料は10倍超です。
この日常の物価高は全世代にのしかかってきます。
一方大学学費がかかってくるのは50代以上の世代でしょう。
その世代の多くはそれなりに収入もあり学費に付加しての物価高も、新たな貯蓄を切り詰めたりして乗り切れてるに違いない。
もしこの物価高がなければ老後資金としてより蓄えができたでしょう。
いよいよ老後が案じられます。
そんなときふと政府の言う資産所得倍増プランで損をしなければいいなということが頭をよぎ理ました。
お金を増やすことには絶対安心はないと思うから。
(参考)
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/kokuritu/005/gijiroku/attach/1386502.htm