ストリートピアノ(ストピ)ツアーをしてきたよ♪♪

サークルミニョンでは、管理人も参加者に混じって同じように演奏を楽しみます。
サークル弾き合い会といえど人前演奏です。
さらに12月にはホールでの発表会にも出ます。
私は多くの人同様、人前演奏では緊張します。
特に手が震え、テンポも速くなり暴走して自滅するのが常でした。

そこで先日の月曜日に人前演奏に慣れようと友人を誘って神戸市のストリートピアノを弾きにいきました。

神戸市が設置しているストリートピアノは多く、例えば神戸市営地下鉄湾岸線には全駅に設置されてると聞きました。
そこで地下鉄湾岸線の新長田駅からハーバーランド駅までの駅構内にあるピアノを順次弾いてきました。


平日の午後ということもあり人通りは多くなかったので、弾き始めの緊張も徐々に無くなっていき、最後のハーバーランドでは家で弾いてるような感じで弾いていました。
人通りがまばらであったにもかかわらず立ち止まって聴き拍手をくださる方もいて、嬉しい気持ちになりました。
ピアノというもの、弾く環境が変われば、すっかり身についていないとこでミスが出るし、また周囲の喧騒から音をしっかり聴かず、粗い演奏になっていたようです。
これは大きな反省材料でした。

機種の違いで戸惑うことも多かったのですが、弾いたのは国産ピアノばかり、違いが苦になることはありませんでした。
とはいえ、椅子の高さが固定のところが2箇所あり、高さが合わず弾きにくいので早々に次の所に移動しました。
また駅に設置され日々多くの人に弾かれているからか、状態は決していいものではなく、特定の鍵盤の音が鳴らないというのもありました。
しかしこのような取り組みは、ピアノ愛好家にとっては人前演奏の機会を与えてもらえるばかりか、いい経験にも話題にもなり有り難いです。

わずか数時間といえど、小さいながらもイベント、トラブルは漏れなく付いてきます。
まず友人が演奏中に蚊に足を刺されました。
痒みを我慢して弾き切ったのは流石ですが弾き終わるや否や「痒いかゆい」とジタバタしていました。
そのさまが、演奏とのギャップで可愛く微笑ましく思いました。
痒い、そんな人の不幸を微笑ましいとは、ごめんなさい。
次からはムヒ持参で行くべきですね。

そして忘れ物。
飲みかけのペットボトルを忘れました。
家に帰り着くまでに喉の渇きから買ってしまいました。プチ損した気分(笑)

午後のわずか3時間半あまりで十分堪能しました。
使ったのは電車代だけ。お腹すいたねと言いながらも飲食もせず、ひたすらピアノに没頭でした。
お安くつきました。

By まろ